上野駅からJRで15分の東十条駅。
北口を出るとそこは、レトロな華やかさのある商店街。5月の昼下がり、心地よさそうなオープンテラスが目立つ「NoA Nop(ノアノップ)」にお邪魔してきました。
明るいお店は、近所の人たちのティータイムスポット
シーシャ屋さんというと、薄暗い店内に煌くトルコランプが、ゆらゆら揺れる煙を照らし出す。。。なんてイメージですが、ここのお店はテラス席からそのままテーブル席が続き、奥にあるソファと小上がり席まで光が差し込み、とっても明るい雰囲気です。
訪れたのはお茶の時間でしたが、店内は2人組の女性(シーシャははじめての様子)と、ご近所の主婦たちがお茶を楽しんでいて、シーシャ屋さんには珍しく子供の声も響き、ほのぼのとしたお店でした。
名物のサンドイッチはとってもボリューミー!食べ方にコツも
シーシャ屋さんというよりは、シーシャも吸えるお洒落カフェという感じのNoA Nop。
このお店のスペシャルメニューが、サンドイッチ(17時までランチ、1000円)
サンドイッチはビックマック以上のボリューム。
ベジタブルサンドは焼きたてのパンに、たっぷりの野菜。人参はしっかりボイルしてあり温かく甘みも感じます。そしてサンドイッチに爪楊枝と一緒に刺さっているピクルスも酸っぱ過ぎず、いい味のアクセント。
ただ、かなりのボリュームで一口かじると葉っぱが溢れ出し、せっかくのサンドイッチがぐちゃぐちゃ。
どうやら、食べ方にはコツはあるようで、ピクルスと一緒に刺さっている爪楊枝は抜いてはいけなようでした。(抜いてしまいました)
NoANoPの名前の由来は、パキスタン人のオーナーがイスラムの教えからとった「No Alcohol No Pork」。
刺激物をおさえた新鮮&温もりのある美味しさです。そして1人では結構満腹なごちそうでした。
シーシャは、Al Fakherが中心で中東定番のやさしい煙
この日は、2本オーダー。ざっくりと、甘めなものと、さっぱり系で。
1本目は、ストロベリー+バニラ+クリーム、そして2本目は、キーライム+ジャスミン。
昨今、USA系のフレーバーをメインに使った煙が多めな店が主流の中、Al Fakher(アルファーヘル)を中心に作ってくれました。
食事同様に、やさしい煙で素朴だけれども、食後のデザートシーシャには、ちょうどよくとっても満足感を感じることが出来ました。
丁寧に味を出してくれて、最初は薄めからはじめて、ゆっくりと甘さや爽やかさを持続させてくれる、そんな煙でした。
はじめて見たタイプなのですが、持ち手がウレタンで吸い口の部分がステンレスで、スマートでおしゃれ。
そして、それ以上にとっても軽くて持ちやすい!お話を聞くとドバイから仕入れている、ということでした。
(ただいま欠品中の模様)
機材やフレーバーの販売も行っています!
NoANoPのオーナーさんはパキスタン人で、シーシャの機材やフレーバーも現地で買い付け店頭で販売や、他のシーシャ屋さんにも卸販売しているということでした。
店頭では、Al Fakher(アルファーヘル)やFUMARI(フマリ)、 Golden Layalina(ゴールデンラヤリナ)なども販売。
お家シーシャ勢はもちろん、シーシャ好きの人へのプレゼントやお土産にも、ついつい買ってみたくなります。
東十条というと、都心からはちょっと遠いイメージでしたが、上野からなら乗り換えなしで1本。
天気のいいお昼すぎに、ふらりと寄りたくなるようなお店でした。