シーシャ好きの人に、シーシャをはじめたきっかけを聞くと、ほとんどの人がココと答えるほどの有名店「はちグラム」。
本店は高円寺ですが、2017年にオープンした吉祥寺店にお邪魔してきました。
「ひまでーす!」は嘘?梅雨時でも楽しく賑わう店内
梅雨の真ん中、しとしとと雨が降り続く日曜日でも吉祥寺の街はいつものように、たくさんの人で溢れていました。
駅直結のアトレを通り抜けて通りに出たらすぐ。ショップや飲食店が並ぶ裏通り、路上には看板とのぼりがあり、すぐに場所はわかります。
訪れたのは15時すぎ。
30席ほどの店内は、あいにくの天気にかかわらず若いボーイズや女子が半々程度の割合で、賑わっています。
オーナーのTwitterでは、「ひまでーす!」と毎日のように書き込まれていますが、とてもそんなことを感じさせることはなく、入店後も続々とお客さんが訪れ、店内はあっという間にいっぱい。
人気の秘密は、フレンドリーで自由な店員さん
この日は、3人のスタッフの方が忙しそうに働いていました。
若いお客さんが多いためか、年齢確認も徹底していて、まずは身分証の提示を求められます。
さすがに業界を牽引する役割のお店だけあって、徹底してしっかりしています。
とはいえ、店員さんたちは、みんなフランクで自由な接客。
元気いっぱいに話しかけてくれて、シーシャの好みや、今日のおすすめを紹介してくれます。
また、隙さえあれば冗談を言って来たり、持っているカメラを見ると「どんどん撮って、ネットにのっけて!」などと会話を広げたり、ととってもお話好きなお兄さんたちです。
若いシーシャ好きや文化系女子に人気の秘密は、まさにこの距離感の近さにありそうですね。
リーズナブルな料金に、しっかりモクモクのシーシャ
料金も明朗で、リーズナブル。
チャージ700円には、店内の冷蔵庫から自由に取り出して飲めるドリンク代が込み。
シーシャは並盛で900円の合計1600円のみ。
この日は甘い系とさっぱり系の2台を注文すると、店員さんがアレンジしてMixを提案して作ってくれました。
甘い系は、シナモンロールにバニラ。
最初からある程度完成されている、シナモンロールの味に、さらにバニラがしっかり絡み合って甘さを増してくれていました。
さっぱりミント系は、ちょど、その日のおすすめから、チャイとアールグレイとミント。
アールグレイの香りがミントとあいまって、ちょっと高級感を感じさせてくれます。
おすすめ(オスメシ)はお店のTwitterでこんな感じで紹介されていますので、チェックしてから来店するといいと思います!
はちグラム、本日のオススメシーシャ、オスメシは、チャイ×アールグレイ×ミント!
チャイは冬のイメージが強いけどミントとお茶で爽快感と渋みを足して完全に夏の飲み物に生まれ変わる事が出来ます!甘渋爽やかでジメジメした天気も気分も悩みも吹き飛ばせる激ウマ水タバコだよ!#シーシャ #オスメシ pic.twitter.com/Gr2dYWmDCe— 竜ノ介 シーシャ はちグラム (@8g_shisha) 2018年6月10日
お値段もリーズナブルで、かつ並盛ですが、お味はもちろん、煙もしっかりモクモク楽しめてコスパも満足感もばっちりです。
「頑張りすぎない」けど、確実に水タバコ文化を拡大中!
お店の雰囲気や客層としては、シーシャだけを黙々と真剣に吸うというよりは、若者のグループが団らんしていたり、一人で音楽や読書に耽っていたり、いい意味で学生的で文化的な雰囲気のお店です。
また、オーナーの竜ノ介さんはTwitterのフォロワー数も多く企画や情報発信も旺盛です。
店内でイラスト展や、シーシャをモチーフにしたアクセサリーの製造や販売をしたり、昨今の東京都の禁煙条例に関連してメディアに取り上げられるなどしています。
お店のコンセプトでは、「頑張りすぎない」といいながらも、つぎつぎと新しいことや、業界を盛り立てることを考えてくれているようで、今後も若いシーシャ好きを次々と取り込んでくれることだと思います。